厚生労働省から、第44回中央最低賃金審議会で取りまとめられた今年度の地域別最低賃金額改定の目安についての答申が公表されています。
今後、各地方最低賃金審議会で、この答申を参考にしつつ、地域における賃金実態調査や参考人の意見等も踏まえた調査審議の上で答申が行われ、 各都道府県労働局長が地域別最低賃金額を決定することになっています。

答申のポイント

各都道府県の引上げ額の目安については、Aランク19円、Bランク18円、Cランク・Dランクともに16円となっています。

ランク都道府県目安
A千葉、東京、神奈川、愛知、大阪 19円
B茨城、栃木、埼玉、富山、長野、静岡、三重、滋賀、京都、兵庫、広島 18円
C北海道、宮城、群馬、新潟、石川、福井、山梨、岐阜、奈良、和歌山、岡山、山口、香川、福岡 16円
D青森、岩手、秋田、山形、福島、鳥取、島根、徳島、愛媛、高知、佐賀、長崎、熊本、大分、宮崎、鹿児島、沖縄 16円

●詳細は、厚生労働省HPを御参照ください。